耳鳴りとは現実には音がしてない自覚的耳鳴と、体の耳付近や耳管などで実際に何らかの音がしている他覚的耳鳴に分けられます。
自覚的耳鳴の起こる仕組みは、はっきりしていませんが、内耳から脳に至る聴覚経路のどこかで、外からの音入力に関係なく聞こえの神経が活性化されることで生じると推測されます。また耳鳴りは外界が静かになる夜や早朝に大きく感じることが一般的です。
耳鳴りは様々な病気に伴って起こります。内耳性難聴、突発性難聴、音響外傷、メニエール病などでみられます。しかし、単に加齢に伴って生じたり、難聴などの症状を伴わず、耳鳴りが 単独で生じる事もあります。